塗装の剥がれ Ⅱ
みなさん、こんにちは!
長崎県諫早市、大村市に地域密着30年以上の外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修専門店田中塗装です!
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外壁が剥がれた!経年劣化だから??と思われるかもしれませんが、
経年劣化の原因ではない場合もあります。
外壁塗装はなぜ剥がれてしまうのか、その原因は塗装をした時の工程の中に問題があります。
今回はどのような原因があるのか、ご紹介します。
・外壁の素材が乾燥していない
塗装工事を行う前は、高圧洗浄を行い、外壁がしっかり乾燥されているのかを確かめてから塗装工事を行っていきます。
雨が降っていなくても、湿気により外壁の素材が濡れている場合もありますので必ず乾燥していることを確認します。
塗装は湿式工法なので少しでも素材が濡れていると密着しません。
素材が絶乾状態で塗装工事をしないと、必ず塗膜が剥がれてしまいます。
・下地処理の手抜き
塗装工事は下地処理が大事な工程となります。
下地処理をしっかりと行っていなければ、素材に塗料を密着させる事が出来ません。
下地処理は、高圧洗浄・補修作業・ケレン作業があり、丁寧に行わない場合、塗膜の密着が良くなく剥がれてしまう事はよくあります。
この場合、下地処理の重要さを理解出来ていない業者の場合もあります。
・下塗り材の選択ミス
下塗り材は素材によって選択する材料が決まります。塗料には下塗り専用・上塗り専用とあり、下地材の選択を間違うと、素材と塗膜が密着せずに剥がれてしまう事があります。
下塗り専用の塗料は、外壁材に対してだけでなく外壁の劣化具合も確認して決める必要があります。
・塗布の仕方、扱い方が不十分
塗料はただ塗るのではなく、塗布する量・乾燥時間などを守らなくてはいけないポイントがあります。
塗膜がすぐ剥がれてしまう場合、量が少ない・極端に多い乾燥時間を守らず塗布してしまっている事が多くあります。
塗料の塗布は、少なくても多すぎてもダメです。
標準塗布量というのが塗料毎に決まっており、指定された量を塗布する事で綺麗な塗膜を作る事が出来ます。
また、乾燥時間を守らず早めに重ね塗りを行ってしまうと、前工程の塗料の乾燥が追い付かずに塗膜の中でふくれが生じてしまい、素材への密着に不具合が起きてしまい剥がれを引き起こしてしまいます。
このような原因で外壁が剥がれる事は、残念ながらよくある事です。
塗装というのは液体を扱って行う工事となりますので、とても慎重に行わなければいけない工事です。
少し手や気を抜くだけで簡単に塗膜の剥がれを作ってしまいますので、大変な工種ともいえます。
剥がれないしっかりとした強固な塗膜を作る為には、しっかりとした塗装技術のある業者に依頼しなければなりません
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