【2025.12.9】外壁部分の補修について
みなさん、こんにちは!
長崎県諫早市、大村市、長崎市に地域密着30年以上の外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修専門店の田中塗装です
外壁にひび割れ…築10年以内でも起こる?部分補修は本当に大丈夫?
外壁にひび割れを見つけると、「まだ築10年も経っていないのに大丈夫?」「できれば費用を抑えたいから部分補修だけで済ませたい…」と不安に思う方は少なくありません。
今回は、外壁の“部分補修”とはどんなものなのか、そして全体補修と比べてどちらが適しているのかを分かりやすくまとめました。
外壁の部分補修とは?
外壁の部分補修とは、名前のとおり“劣化や不具合が出ている箇所だけ”を補修する工事のことです。
外壁全体を塗り替えたり張り替えたりする大規模工事とは違い、補修範囲が限定されるため費用を抑えやすいというメリットがあります。
ただし、外壁の劣化は一部分だけが問題ではなく、目に見えないところで同時に進行しているケースもあるため注意が必要です。
代表的な外壁の部分補修
部分補修にはいくつか種類があり、外壁の状態に応じて適切な工法が選ばれます。
① クラック補修(ひび割れ補修)
地震の揺れや建物の動きによって外壁にひびが入ることがあります。
このひびは雨水の侵入に直結するため早めの補修が大切です。
クラック補修では、ひびの大きさに応じて
・セメント系の補修材で埋める
・シーリング材を注入する
といった方法で補修を行います。
いわゆる「パテ埋め」と呼ばれる作業が一般的です。
② シーリング補修(コーキング)
外壁の継ぎ目(目地)に充填されているシーリングは、建物の防水性・気密性を保つ大切な役割があります。
ここがひび割れたり痩せたりしてくると、雨水が侵入し建物内部の劣化につながる恐れがあります。
シーリング補修では古いシーリングを撤去し、新しいシーリング材を充填して表面を整えます。
劣化が進みやすい部分なので、定期的な点検も重要です。
③ 外壁の部分塗装
全体塗装とは違い、劣化している部分だけをピンポイントで塗装する方法です。
一見コストを抑えられそうですが、部分的に仕上がりの色が変わって見えてしまう可能性があります。
外壁は経年劣化で色が褪せているため、新しい塗料を塗った部分だけが“新品”に見えてしまうのです。
④ サイディングのビス打ち(浮き・反りの補修)
サイディング外壁は紫外線や湿気の影響で「浮き」や「反り」が起きることがあります。
そのまま放置すると雨漏りのリスクがあるため、ビスを追加して固定する「ビス打ち補修」を行います。
全体補修と部分補修、どっちが良い?
費用を抑えたい場合、部分補修は魅力的な選択肢です。
ただし、注意点もあります。
部分補修のデメリット
・新しい補修部分だけが目立ってしまう
・補修していない箇所の劣化が進行し、後で結局費用がかかる
・建物全体の劣化状況を正確に判断しないと根本改善にならない
外壁は“家全体”でバランスを取りながら機能しています。
一部分だけ直しても、他の箇所が劣化していれば放置したところから再度トラブルが起こる可能性があるのです。
最適な選択は専門家に診てもらうのが確実
外壁の状態はプロが実際に目視・触診しないと判断できない部分が多くあり、築年数だけでは決められません。
「今の家を長く守りたいのか」「とりあえず不具合を止めたいのか」など、今後の住まいの計画も含めて相談すると最適な方法が見つかります。
まとめ:部分補修=悪い選択ではないが、判断は慎重に
外壁のトラブルは突然起こり、不安も大きいものです。
費用が気になる気持ちは当然ですが、自己判断で部分補修を選んでしまうと、後で思わぬ出費に繋がることもあります。
大切なのは、
● 今の外壁がどんな状態なのか
● どれだけの期間、家を良い状態で保ちたいのか
● コストと効果のバランス
これらを踏まえて、信頼できる業者にしっかり診断してもらうことです。
部分補修はうまく使えば費用を抑えつつ、家を守るための賢い選択にもなり得ます。
まずは焦らず、現状を知ることから始めてみてくださいね。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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