屋根の工事の種類①
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屋根の工事といっても種類はたくさんあります。
屋根全体を直す「葺き替え」「葺き直し」「カバー工法」「塗装」工事があります。屋根の一部を直す「屋根材の修繕」「棟板金の交換」「漆喰補修」工事です。
工事種類は、劣化箇所、範囲、屋根材の種類などによって最適なものが決まります。
屋根塗装をお考えの方・長く屋根塗装してないなーという方は当てはまると思います。
今回は、屋根全体を直す『 屋根工事の種類 』をご紹介します。
葺き替え工事
葺き替え(ふきかえ)・・・屋根の全交換工事のことです。
・古い屋根材を撤去する
・古い防水シートと野地板をはがす
・新しい野地板の張り付けをする
・新しい防水シートの張り付け
・新しい屋根材を葺く
・新しい棟板金や雨樋などの設置
屋根工事としては、もっとも大規模な作業となり、屋根トラブル・経年劣化を全体的・根本的に解消できます。
工事可能な屋根
スレート屋根・金属屋根・瓦屋根
屋根材・屋根の下地には寿命があります。
屋根材は種類により20~40年、内側防水シートや下地の木材は約30年で寿命を迎え、雨に対する防水性が失われまるといわています。
その状態のまま住み続けると、家の骨組みや基礎部分が腐食してしまうため、葺き替えをして防水性を回復する必要があります!
葺き直し工事
葺き直し(ふきなおし)・・・瓦屋根だけで可能な下地の全体補修・交換工事のことです。
・屋根材の瓦を一度撤去する
・古い防水シートと野地板をはがす
・新しい野地板の張り付け
・新しい防水シートの張り付け
・元の瓦を葺く
日本瓦は、取り外したあとの再利用が可能となります。
そのため、「下地だけを直して瓦は同じものを敷き直す」という工事が選択可能なのです。
瓦の購入費用の節約にもなります。
はがすと再利用できないスレートやガルバリウム鋼板、トタンなどを使った屋根では葺き直し工事はできません。
工事可能な屋根
瓦屋根
耐久年数が長い瓦屋根といっても、屋根の下地には寿命があります。
日本瓦は50~60年以上もつ素材ですが、瓦の下の防水シートや下地の土・木材は約30年で寿命を迎え、雨に対する防水性が失われていきます。
その状態のまま住み続けると、家の骨組みや基礎部分が腐食してしまうため、葺き直しをして下地の防水性を回復する必要があります。
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